『鎌倉江の島七福神』の2番目に参拝したのは「妙隆寺(寿老尊)」です。
妙隆寺は不老長寿の寿老尊の神様ですが「鍋かむり上人」こと日親上人を抜きには語れない寺院でもあります。
駅から近い住宅街にあるので山寺という雰囲気ではない、少し不思議な感じの寺院でした。ご紹介します。
基本情報
所在地
鎌倉市小町2-17-20
最寄駅
鎌倉駅(JR・江ノ島電鉄)
アクセス
鎌倉駅から徒歩で約10分
基本情報
寺院名
妙隆寺
宗派
日蓮宗
山号寺号
叡昌山妙隆寺
建立
至徳2(1385)年
開山
日英上人
開基
千葉胤貞
神様名
寿老尊
ご利益
不老長寿
山門

山門からの境内

本堂

寿老人


公式サイト
なし(2020年2月 現在)
鍋かむり上人
日親上人は政治を正しい方向へ導くため「立正冶国論」という意見書を室町六代将軍義教に献上しました。しかし、この行動が将軍義教を激怒させてしまい、日親は投獄され、残忍な拷問を受けることになりました。
それでも屈しない日親に対して、灼熱の鍋を頭上にかぶせ、舌端を切って言葉を奪ったと言われています。

御朱印をいただく方法
入場料
なし
場所
寺務所
朱印代
300円
御朱印をいただくところ
寺務所
(敷地に入って左側)
受付前
人がいない場合はピンポンを押すと来てくれます

いただいた御朱印
丁寧で感じの良い対応をいただけます。

まとめ
妙隆寺への入り口は狭く、辻説法通りは住宅街となっているので、この奥にお寺があるのが不思議な感じがします。実際に敷地内からは住宅しか見えないので、 山寺というイメージはありません。
参拝した日は霧雨が降る平日ということもあって、誰もいない境内を粛々に参拝できて、とても良かったです。鎌倉の雰囲気を楽しみながら、ノンビリと七福神を巡るのもオススメですよ。