年に一度の「本えびす」が行われていた本覚寺での参拝が終了したので、滑川にかかっている夷堂橋を渡って妙本寺へ参拝することにしました。ノンビリと歩いても数分で総門まで辿り着ける距離です。
平日の14時半過ぎということもあって、幼稚園児が「キャー!キャー!」と境内に走り回っていて、片隅では保護者が「ベラベラ」と井戸端会議を楽しんでいました。
鎌倉には昭和の時代にタイムスリップできる昔ながらの落ち着いた風景が今も残っています。その光景を見て懐かしくホッとできたことに感謝する1日になりました。
基本情報
所在地
鎌倉市大町1-15-1
概要
神奈川県鎌倉市大町にある寺院です。昔は、この寺一帯の谷を比企谷(ひきがやつ)と云われていて、源頼朝の重臣であった比企能員(ひきよしかず)のお屋敷がありました。
1260(文応1)年に日蓮聖人(にちれんしょうにん)によって開山された日蓮宗最古の寺院になります。日蓮聖人は比企一族の末子能本(よしもと)です。
総門
総門を通っても、まだ境内ではなくて住宅地です。総門の影になっている建物は幼稚園です。

少し歩くと境内の見取り図があります。奥深いつくりになっています。

境内
ここから境内の敷地となります。
方丈門
方丈門から登ることにします。

門をくぐると風情のある階段があります。

本堂
登り終えると左手前方に本堂が飛び込んできます。

二天門
更に奥に進むと迫力のある二天門が迎えてくれます。鎌倉最大の光明寺の山門よりは小さいのですが、迫力があります。

祖師堂
祖師堂は屋根の部分が大きくて圧倒されました。境内奥に鎮座しているので、本堂と勘違いする方もいらしゃるのではないでしょうか。

帰りは別ルートで
二天門から真っ直ぐに伸びている階段で帰ることにしました。

振り返るとキレイな光景「また来てね」と言って貰っている感じがしました。

まとめ
大町は鎌倉駅からも近くて平地なので、一般的な住宅が多くて交通量も多い地域です。その中に妙本寺があることで鎌倉らしい落ち着いた雰囲気が保たれているエリアです。
今回は時間の都合でサラッとした参拝になりました。次回はキチンと参拝させて頂く予定です。大町・材木座方面を散歩される方は妙本寺はオススメです。