2015年の年越しは信州で迎えました。目的は冬の戸隠神社への訪問です。戸隠は数えられないほど訪れていますが全て秋でした。
戸隠は豪雪地域なので冬のお参りは不可能だと思い込んでいたのです。真冬でも五社巡りは可能であることを知ったので、年末年始に訪問しました。
今回も「戸隠五社巡り」をしましたが、奥社・中社・九頭龍社をメインにご紹介します。
宝光社(ほうこうしゃ)
<所在地>
長野県長野市戸隠2110
バードラインから目にするのは、270段余りある階段です。この階段を登ると社殿があります。
登る時よりも降りる時の方が足元に注意する必要があります。急であることもありますが、足場の石が欠けている箇所があるからです。
火之神子社(ひのみこしゃ)
<所在地>
長野県長野市戸隠2410
五社で最もひっそりとしています。宝光社と中社の間に位置することや駐車場が2台分ほどしかないので立ち寄る方も少ないようです。
社殿の前には大きくて平らなスペースがあり、裏には大きな御神木がそびえ立っています。
中社(ちゅうしゃ)
<所在地>
長野県長野市戸隠中社3690
当たり前なのですが、スゴイ量の雪が積もっていました。
戸隠の三本杉も出迎えてくれました。相変わらずに心を穏やかにしてくれる存在です。以前は策が無かったので両手を広げて抱き付いてエネルギーを頂けたのですが、こうなってしまうと諦めるしかありません。
雪の無い秋とは違う荘厳な感じがします。雪が雑音を消してくれて「シーン」とした雰囲気が気持ちを落ち着かせてくれます。暫く休憩させて貰って、素晴らしい”気”を頂きました。
奥社と九頭竜社へも行きたいのですが、暗くなる前に宿「和食の宿 一歩(てくてく)」に着きたいので、本日はここまでとします。
奥社(おくしゃ)・九頭龍社(くずりゅうしゃ)
<所在地>
長野県長野市戸隠3690(奥社)
長野県長野市戸隠3690(九頭龍社)
翌日の朝、奥社への入口に到着しました。
奥社にたどり着くには、雪がなくても30〜40分は必要になります。遠くに見える鳥居が下馬するところになります。この鳥居から先はペットなどの獣類は立ち入れない領域になります。
鳥居を通り過ぎて少し歩くと風景はこの様な感じになります。空気も雰囲気も「神様の領域」って感じです。
素晴らしい”気”を楽しみながら歩いてみて下さい。貴重で素晴らしい経験です。しばらく歩くと、見慣れた随神門が迎えてくれます。
随神門の先は更に別世界で、神様の ”気” を体感できます。ここから15分ほどで到着しますが、ラスト5分が急勾配となるので足元にご注意が必要です。
到着しました。九頭龍社も奥社も大雪で埋もれていて、全景を確認することでできません。
このようなスゴい積雪なのに、神殿は潰されないなんてスゴいです!
まとめ
お参りさせて頂いた後に少し休ませて頂き、素晴らしい気を頂いてから帰途につきました。帰り道も素晴らしい時間を過ごせました。戸隠の神様に本当に感謝です。
冬の参拝は人が少なく、神様の息づかいが聞こえてくる静寂感が好きになりました。冬の戸隠五社巡り、オススメです。