iPhoneを機種変更する前に必ずやっておきたい二段階認証の解除

来月は賞与や特別収入が入ってきたり、年末年始休暇もあり時間的に自由となることも手伝って、最新のiPhoneに変更しようと計画している方も多いと思います。

最近のアップルは機種変更をiTunesで利用せずに楽にできますが、人がやらなければいけないこともあります。

具体的には暗号通貨ブームの時に定着した二段階認証をiPhoneアプリ「Authenticator」などに設定している方は機種変更の前に全ての二段階認証を必ず解除する必要があります。

解除の方法

管理画面で設定解除

二段階認証を設定しているのは、殆どが暗号通貨(仮想通貨)の取引所という方が多いのではないでしょうか。その他は、レンタルサーバーやGoogleなどもあります。

基本的な手順は同様でパソコンで管理画面にログインして二段階認証の設定を解除します。

海外の暗号通過取引所に多いのですが、ユーザー側で解除することが不可能になっています。その場合は事情メールで説明してシステム管理者に解除してもらう必要があります。

メールにはIDセルフィーを添付する必要がありますので、事前に準備しておいて下さい。海外なので免許証ではなく、パスポートにすることをオススメします。

中学生レベルの英語でOK

文面例は下記のような中学生レベルの英文で理解していただけますので安心下さい。

「Change my smartphone. Therefore, cancel the two-step authentication. Immediately reset it with a new smartphone. Please check the ID SELPHY attached. Thank you in advance.」

「今回、スマートフォンを変更します。つきましては、二段階認証を解除して下さい。直ぐに新しいスマートフォンで再設定します。IDセルフィーを添付しましたので、ご確認して下さい。よろしくお願い致します。」

iPhoneのアプリ内で削除

自分は「Authenticator」を使っていますので、アプリを開いて削除しました。二段階認証を解除することなく、アプリから削除してしまうとログインできなくなりますので、くれぐれもご注意下さい。

また、二段階認証を引き継げるアプリもあるみたいなので、お使いのアプリの説明を確認いただくことをオススメします。

再設定の方法

管理画面のQRコードから再設定

新しいiPhoneで各管理画面へログインして二段階認証設定画面のQRコードを読み込んで設定します。アプリ内に登録されていることを確認できたら完了です。

まとめ

以前と比べるとiPhoneの設定やデータ移行は非常に楽になってのですが、二段階認証などの設定の解除&再設定が大変な時代になりました。セキュリティに関わるので仕方ないことです。

こうしてみると、iPhone(スマートフォン)に重要な情報を保存して管理している方が増えてきたし、仕組みとしてiPhone(スマートフォン)を活用することが多くなりました。

紛失や故障の可能性があるもので一元管理している危険性、インターネットで繋がっているので、IDやパスワードを盗まれる危険性、などがあることも認識しておく必要があります。セキュリティ的には別に管理をオススメします。