東京モーターショー【超小型EV&カーシェアリング】の組み合わせは未来型移動手段

1995年以来の24年ぶりに東京モーターショーへ行ってきました。当時は仕事としてもプライベートとしても行っていたのですが、モーターショーのコンセプトが変化したことで、個人的に興味が無くなっていたのでした。

今回は注目度が高くなっている超小型電気自動車(超小型EV)に焦点をあてて、青海展示棟カロッツエリアのブースに訪問しました。

タジマモーターコーポレーション

自動車業界では知らない人はいないであろう「モンスター田嶋」こと田嶋伸博さんが代表を務める会社です。その電気自動車部門とも言えるTajima EV株式会社が作っている超小型EVがイチオシです。ラインナップが多いし、車両の完成度が非常に高いです。

タジマ ジャイアン(2人乗り)

展示車はカーシェリング仕様になっていますが、メーカーサイトには可愛いくてカラフルなボディカラーがラインナップされています。出光が岐阜県の飛騨市と高山市でカーシェアリングの実証実験中です。

イーランナーULP1(乗用型)

4人乗りの乗用型です。

イーランナーULD1(貨物型)

2人乗りで後方は荷物がたくさん積める貨物型です。将来的には軽バンの変わりになりそうですね。

イーランナーGSM(6人乗り)

観光地や施設、過疎集落の人員輸送を目的とした、時速20km/h未満の低速車両です。3列シート&6枚ドアでスムースな乗り降りが可能になっています。

桂田モータース

イタリアメーカー「BiRO」の正規代理店「BiRO JAPAN」として販売しています。ボディカラーは99色もあって、ボンネットとバー(ピラー)のからリングを選ぶことができます。

BiRO Bolt(2人乗り)

来年早々に神戸市で観光者向けカーシェアリング が予定されています。

FOMM

神奈川県川崎市に本社を構えるFOMM(フォム)社の超小型EVです。

FOMM One(4人乗り)

このサイズで4人乗りであることも驚きですが、水上に浮いて任意の方向へ進むことができます。前輪駆動のインホイールモーターが前方の水を吸い込んで、後方に吐き出すという仕組みによって推進力を得ているそうです。

カーシェアリング と相性が良い

出光がジャイアンでカーリングを実証実験中であったり、桂田モータースがBiROでカーシェアリング を予定していたりと、超小型EVはカーシェアリングとの相性が良い感じです。

「今週はジャイアンだから、来週はBiROにしよう!」とか、「月末は遠出するから普通の自動車にしよう!」といったカーシェアリング が始まると嬉しいです。

「超小型EV&カーシェアリング」の組み合わせに期待したいです。

メーカーサイト

未来の移動手段について考えてみるのは、如何でしょうか?