今週末の3連休はイベントを予定されている人が多いのではないでしょうか。残念なことに台風19号が日本に接近するタイミングを重なるので、その予測進路は非常に気になります。インターネット上の天気予報を確認しても情報元によって微妙に違いがあって「どこの台風予報を信じれば良いの〜?!」となります。
そんな時には、アメリカ海軍とアメリカ空軍が共同で設置した『JOINT TYPHOON WARING CENTER(以下:JTWC)』が頼りになります。本機関はアメリカ国防省の機関ということでも、その精度には定評があるのです。
天気予報以外から情報入手できないのか?
台風の進路情報を正確に知りたいという時に、テレビやインターネットから情報を確認しても、情報元によって微妙に違っていることがあります。他に信頼できる情報源はないのか?と考えたことがある人は多いと思います。
米海軍で活用しているので信頼性が高い
そんな時はアメリカ国防省の機関であるJTWCが信頼性が高いのでオススメです。過去の台風の進路予測も高い精度で予測されていたそうです。
(1)『JOINT TYPHOON WARING CENTER』(アメリカ国防省の機関)
(2)右側のリストの「TC Warning Graphic」から予測進路などが確認できます。

表示の見方
アメリカ海軍向けの表示となっているので、日本人には馴染みのない単位が使われている点に注意が必要です。でも、軍事向けなのでシンプルで情報が収集しやすくなっています。
「**/**Z」の見方
例えば、「13/00Z」は13日の0時(協定世界時)を表しています。JTWCで表記している時刻は協定世界時(UTC:Universal Time Coordinate)を採用しています。
日本時間は日本標準時と呼ばれ、JST(Japan Standard Time)を採用してます。日本時間(日本標準時)としてみる場合は、時差分の9時間を表示されている時刻に足して「13日の9時」となります。

「**KTS」の見方
海軍ということもあって、速度単位は「kt(kts) ノット(海里毎時)」を採用しています。1kt = 1.852 km/hなので、例えば「80KTS」は「148.16km/h」になります。
12日(土)の夕刻から注意
関東地方南部は直撃を避けられない予測進路となっています。12日は外出を避けて、簡単な食料と飲料水を確保しておきたいですね。お風呂に水を入れておくなどの生活用水の確保も視野に入れても良いかもです。天候は明日から雨となる予報も出ていますね。
まとめ
自然界のことは人間の推測とおりにはならないので、信頼性のあるJTWCの情報であっても過信はできません。それと台風が発生するのは仕方ありませんので、信頼性のある情報を活用して安全を確保して身を守ることを最優先とした判断をしたいですね。