『柳家(やなぎや)』の高級鯛焼を立食いしたら懐かしい子供時代へタイムスリップ

お客様との打ち合わせが終了して人形町駅へと向かっていた日が暮れた17時過ぎのことでした。柳家さんの前を通ると、お客様の行列もなく、作り置きの鯛焼きが見事に並んでいる光景が目に飛び込んできました。

「1個でも良いですか〜?」
と無意識に聞いていました。

「もちろん、どうぞ〜!」
という大女将っぽい方が答えてくれました。

寒い冬空の下で鯛焼の立食いは子供時代に戻った感じで心が温かくなりました。

1916(大正5)年創業の老舗

店構えが昭和っぽくて良いなと思っていましたが、創業は1916(大正5)年という超老舗でした。麻布十番の「難波屋総本家」、四谷の「わかば」と並んで『東京三大たいやき』と呼ばれているそうです。

高級鯛焼

戦後の物が乏しい時代にあっても代用甘味料を使用するのではなく、本物の砂糖にこだわった事に由来するそうです。鯛焼きは餡が命であるという主人のこだわりで、餡は北海道産の小豆から作る自家製とのことです。

絶妙な食感

皮は特注の焼き器を使って焼かれていて、餡を味わうために薄く仕上げてあります。焦げつくほどの強火で手早く焼くことで『皮はパリッ!中はモチッ!』とした絶妙な食感でした。

1個160円税込

鯛焼は税込160円/個でした。1個でも袋に入れてくれます。冬場は1日で2,000個の鯛焼を売り上げるそうなので驚きです。

人形町駅から徒歩1分

日比谷線人形町駅のA1出口から浜町公園(隅田川)方面へ徒歩1分で柳家さんに到着します。2019年12月現在、A1出口は工事中なので水天宮通りを超えたA2出口のご利用になります。

まとめ

大人になってからは道端での立食いはしなくなっていたので、子供時代を思い出すことができました。鯛焼を食べている数分間でしたが、心がホッコリできました。

餡の甘さも控えめで上品、『皮はパリッ!中はモチッ!』とした絶妙な食感は病みつきになりそうです。暫くは人形町へ通うので、行列がないときは立食いしてしまいそうです。

お店の情報

柳屋
所在地:東京都中央区日本橋人形町2-11-3
電話番号:03-3666-9901
営業時間:12:30~18:00(※)
定休日:日曜、祝日(※)
※変更となる場合があります