ホワイトペーパーとは、これから発行される暗号通貨の詳細を発行あるいは資金調達の前に詳細を知ってもらうための公開文書になります。
文書は企画/構想/技術的なことが書かれている事が多く、ホワイトペーパーを読むことによってコンセプトなどを知ることができます。その為にICO(Initial Coin Offering)で暗号通貨のプレセールに参加するか否かを決定する際の判断材料として活用されるケースがあります。
しかしながら、公開内容やスケジュールどおりに企画/運営/開発が行われないケースも多発しています。
法的課題やプラットフォームの提供がクリアされないまま、中身が仕上がらないまま上場され、資金調達時のプレセール価格よりも暴落してしまう暗号通貨が乱立しています。最終的には企画倒れとなる暗号通貨プロジェクトも多い為に「暗号通貨=詐欺」と思われる方が多いことも事実です。
現時点では無法地帯と化している暗号通貨の市場全体を見ると、ホワイトペーパーは投資家が期待を寄せるほどの重要な役割を果たせていないように映ります。