マルチシグの送受信アドレスは暗号通貨を送付するために複数の署名が必要になります。
必要な署名の数は「2/3」のような分数で表されます。この場合は「事前に作られた3つの秘密鍵のうち、2つの鍵による署名が必要になる。」と意味です。
マルチシグにすることで、仮に1つの秘密鍵が不正に漏えいしても、その鍵だけでは送金はできません。そのためにハッキングによる不正送金のリスクが減り、セキュリティレベルが飛躍的に高くなります。
また、3つの秘密鍵のうち「マスターキー」だけではネットワーク上に接続されていない金庫などの安全な場所に保管しておくことで、仮に1つの秘密鍵が漏えいしたとしても、もう1つの鍵で送金できるようになります。