本書は、銀行・消費者金融・ヤミ金などから総額2,000万円以上も借金してしまった小池浩さんが、9年間で借金を返済して、さらに人生大逆転された経緯と方法が書かれています。
面白おかしく書かれているのですが、エピソードなど含めて実話なのがビックリです。
結論から言ってしまうと方法は「宇宙へのオーダー(口ぐせ)」なのです。しかし、単にオーダーすれば良いのではなく、宇宙の”オキテ”を守ることが、とても大切になります。
では、ご紹介します。
小池浩さんの基本情報

経歴
心理セラピスト
スピリチュアルカウンセラー
マインドコーチ
パワーストーンコーディネーター
宇宙のしくみや独自の願望達成法についてのセミナーを開催し、好評を得ています。
本書の基本情報

著者
小池 浩 (こいけ ひろし)
価格
税別1,400円
発行所
株式会社サンマーク出版
発行
2016年9月15日 初版
2019年3月10日 第28刷
口ぐせは宇宙へのオーダー
口から出てくる言葉は宇宙へのオーダーになります。
例えば、「このプロジェクトを成功させるのは難しいな」、「人付き合いは神経が疲れる」、「この料理は上手く作れないことが多い」などと言うと宇宙さんは、”難しくしてあげよう”、”疲れさせてあげよう”、”上手く作れないようにしてあげよう”と、オーダーを叶えてくれるのです。

「何とかしてください」ではダメ
本書でも書かれていますが、喫茶店で「何か飲み物ください」と注文(オーダー)する人はいません。「ホッとコーヒーを1つ下さい」とか、「りんごジュースを2つください」など、具体的にオーダーします。
もし「なんとかしてください」とオーダーしてしまうと、恐ろしいほどの「なんとかしれくれ」という状況になってしまうのです。
懇願オーダーもダメ
「〜したい」、「〜になりたい」といった懇願系もダメです。
例えば、「年収1,000万円になりたい」とか「世界一周したい」と言った願望オーダーは、年収1,000万円になりたいと願う自分となったり、世界一周したいと願う自分となります。
未来を「完了口ぐせ」
では、どういう口ぐせ(オーダー)が良いのかというと、「明確に結果を決めて、オーダーする」のです。そして「信じて待つ」のです。
「年収1,000万円になりました」、「世界一周をしました」というのが、完了口ぐせになります。できれば「2021年に・・・」というような時間軸をつけることをオススメします。
時間は未来から過去へ
宇宙には時間の概念がないのです。強いて言うならば、「未来から過去へ流れている」という表現が正しいのです。未来をつくって、未来から今(現在)をつくっていくのです。
まとめ
人は幸せになるために生まれてきました。
「幸せになる」ということが結果としてあるのですが、達成した時のために宇宙さんが、失敗や困難といった演出をすることがあります。そして、失敗や困難を体験したら、「やった!これで願いがかなったぞ。」とつぶやきましょう。
その演出に負けたり諦めないで、未来には結果があると信じて、楽しむのが人生であると感じます。オススメの一冊です。